今、ブログを始めようとしている方、
今なら、ConoHaサーバーの「WINGパックプラン」が最大55%OFF!
「1,452円/月」が「643 円/月」の「低コスト」で始められるチャンスとなっております!
お申し込みはこちらから!
ConoHa WINGは国内最速の高性能レンタルサーバーサービスで
初期費用無料、最低利用期間無しでご利用いただけます!
(この記事は2022年5月25日に投稿されました。)
WordPressには、タグの一覧を表示することができる関数が複数存在します。
その為、表示したいページのPHPファイルに関数を追記することで、表示したい場所にタグを表示することができるのでとても便利です。
しかし、タグの一覧とはいっても大きく分けると2パターンあり、それぞれパターンによって使用する関数が異なりますので注意が必要です。
例えば、ここにタグの一覧を表示たいと思って別の関数を使用すると、うまいことタグが表示されなかったり、記事についたタグを表示したいと思って別の関数を使用すると、すべてのタグが表示されたりします。
そのため、この記事ではWordPressで使用できるタグの一覧を表示する関数を目的別でまとめてみました。
もし、思った通りにタグが表示されないと感じた場合はこちらの記事をご参考いただけますと幸いです。
今回はWordPressのタグの一覧を表示する関数を目的別でまとめてみましたのでご紹介していきます。
・記事についているタグを表示したい人
タグとは
そもそもタグとは記事に貼り付けることができる階層構造をもたない機能となります。
記事に貼り付けることで関連するキーワードを紐づけることができ、階層構造であるカテゴリー関係なく記事を分類することができます。
もし、タグについて知りたい場合や設定方法について詳しく知りたい場合は下記の記事をご参考ください。
タグの一覧を表示する関数は目的で分けると2パターンある
タグの一覧を表示する関数は目的で分けると2パターンあり、下記のようになります。
- タグの一覧を表示する場合
- 投稿記事についたタグの一覧を表示する場合
どちらも似たようなものだと思いがちですが、使用できる関数がそれぞれ異なりますので注意が必要です。
それぞれのどのようなパターンでどのような時に使用するのか詳しく紹介していきます。
タグの一覧を表示する場合
1つ目はタグの一覧を表示する場合です。
WordPressで作成したタグを表示するため、全てのタグを画面に表示することができます。
こちらは、ページや場所関係なくタグの一覧を表示することができるので、好きな場所に関数を記述すれば問題ありません。
しかし、WordPressで作成しても記事に1つでもついていないタグは表示されませんので注意してください。
その為、TOPページでタグのボタンとして設置したり、ドロップダウンメニューを作成する際に使用することがあります。
僕が作成した別のサイトになるのですが、TOPページにタグのボタンを配置するためにタグの一覧を表示する関数を使用しています。
投稿記事についたタグの一覧を表示する場合
2つ目は投稿記事についたタグの一覧を表示する場合です。
投稿記事についているタグを表示するため、記事よって表示されるタグが変化します。
こちらは、記事の情報を取得できるページのみ使用が可能で、ループの中でしか使用できないという条件があります。
その為、記事ページで関連記事を表示する場合やその記事についているタグを表示する際に使用することがあります。
こちらも僕が作成した別のサイトになるのですが、タグの関連記事として表示させるために、投稿記事についたタグの一覧を表示する関数を使用しています。
タグの一覧を表示する際に使用する関数
まずは、タグの一覧を表示する際に使用する関数について紹介していきます。
タグの一覧を表示する関数は、下記の3つとなります。
- get_tags()
- get_terms()
- wp_tag_cloud()
それそれの関数を使用して、下記の画像のようにWordPressで作成したタグの一覧を表示してみます。
・ドキドキ
・ハラハラ
・個人
・初心者OK
・団体
・男女でも楽しめる
・経験者求む
get_tags()を使用してタグの一覧を表示する場合
まずは、get_tags()を使用してタグの一覧を表示する場合です。
get_tags()とはWordPressで作成したタグを全て配列形式で取得するWordPressの関数となります。
その為、foreach文で取り出すコードを追記する必要があります。
試しにget_tags()で取得したタグを段落ごとにして画面に表示すると下記のようなコードになります。
⚫︎ front-page.php
1 2 3 4 5 6 7 8 | <div> <?php $tags = get_tags(); foreach( $tags as $tag) { echo '<p>'.$tag->name.'</p>'; } ?> </div> |
実行結果
WordPressで設定したタグが表示されています。
しかし、1つも記事に貼られていない「経験者求む」のタグは表示されていません。
get_terms()を使用してタグの一覧を表示する場合
2つ目、get_terms()を使用してタグの一覧を表示する場合です。
get_terms()とはWordPressで作成したターム(タグやカテゴリー)を全て配列形式で取得するWordPressの関数となります。
その為、get_terms()の引数に「post_tag」を指定し、foreach文で取り出すコードを追記する必要があります。
試しにget_terms()で取得したタグをリスト化して画面に表示すると下記のようなコードになります。
⚫︎ single.php
1 2 3 4 5 6 7 8 | <ul> <?php $tags = get_terms('post_tag'); foreach( $tags as $tag) { echo '<li>'.$tag->name.'</li>'; } ?> </ul> |
実行結果
get_terms()によってWordPressで設定されたタグがリスト化して表示されています。
こちらも、1つも記事に貼られていない「経験者求む」のタグは表示されていません。
wp_tag_cloud()を使用してタグの一覧を表示する場合
3つ目は、wp_tag_cloud()を使用してタグの一覧を表示する場合です。
wp_tag_cloud()とはWordPressで作成したタグを全てタグクラウドで取得するWordPressの関数となります。
試しにwp_tag_cloud()で取得したタグを画面に表示すると下記のようなコードになります。
⚫︎ single.php
1 | <?php wp_tag_cloud(); ?> |
実行結果
wp_tag_cloud()によってWordPressで設定されたタグがTwitterのハッシュタグのようにして表示されています。
こちらも、1つも記事に貼られていない「経験者求む」のタグは表示されていません。
投稿記事についているタグの一覧を表示する際に使用する関数
次に、投稿記事についたタグの一覧を表示する際に使用する関数です。
投稿記事についたタグの一覧を表示するには、下記の3つの関数があります。
- the_tags()
- get_the_tags()
- get_the_tag_list()
それそれの関数を使用して、投稿記事についたタグの一覧を表示してみます。
今回は、下記の画像のようにラクロスの記事についているタグを取得して表示してみます。
・団体
・男女でも楽しめる
the_tags()を使用して投稿記事についたタグの一覧を表示する場合
まず1つ目は、the_tags()を使用して投稿記事についたタグの一覧を表示する場合です。
the_tags()とは、投稿記事についたタグを取得し、リンク付きの文字列で表示するWordPressの関数となります。
そのため、こちらはループの中でそのまま呼び出すだけで使用することができます。
下記のコードをsingle.phpに追記してみます。
⚫︎ single.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | <?php while ( have_posts() ) : the_post(); ?> <div> <?php the_tags(); ?> </div> <?php endwhile; ?> |
実行結果
the_tags()によって投稿記事についたタグをがリンク付きの文字列で表示されています。
もし、the_tags()についてもっと詳しく知りたい場合は下記の記事をご参考ください。
get_the_tags()を使用して投稿記事についたタグの一覧を表示する場合
2つ目は、get_the_tags()を使用して投稿記事についたタグの一覧を表示する場合です。
get_the_tags()とは、投稿記事についたタグを配列形式で取得するWordPressの関数となります。
そのため、こちらはforeach文を使って配列から取り出す必要があり、こちらもループの中で使用します。
下記のコードをsingle.phpに追記してみます。
⚫︎ single.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 | <?php while ( have_posts() ) : the_post(); ?> <div> <?php $posttags = get_the_tags(); if ( $posttags) { foreach ( $posttags as $tag) { echo '<p>'.$tag->name.'</p>'; } } ?> </div> <?php endwhile; ?> |
実行結果
get_the_tags()によって投稿記事についたタグが文字列で表示されています。
もし、get_the_tags()について詳しく知りたい場合は下記の記事をご参考ください。
get_the_tag_list()を使用して投稿記事についたタグの一覧を表示する場合
3つ目は、get_the_tag_list()を使用して投稿記事についたタグの一覧を表示する場合です。
get_the_tag_list()とは、投稿記事についたタグをリンク付きの文字列で表示するWordPressの関数となります。
こちらもループの中でそのまま呼び出すだけで使用することができます。
⚫︎ single.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | <?php while ( have_posts() ) : the_post(); ?> <div> <?php if ( get_the_tag_list() ) { echo get_the_tag_list( '<ul><li>', '</li><li>', '</li></ul>' ); } ?> </div> <?php endwhile; ?> |
実行結果
get_the_tag_list()によって投稿記事についたタグをリンク付きの文字列で表示されています。
まとめ
⚫︎ タグとは、記事に貼り付けることができる階層構造をもたない機能である
⚫︎ タグの一覧を表示する関数は目的で分けてると下記の2パターンがある
・タグの一覧を表示する場合
・投稿記事についたタグの一覧を表示する場合
⚫︎ WordPressでカテゴリーの一覧を表示するには下記の3つの方法がある
・get_tags()
・get_terms()
・wp_tag_cloud()
⚫︎ 投稿記事についているタグの一覧を表示する際に使用する関数は下記の3つがある
・the_tags()
・get_the_tags()
・get_the_tag_list()